寒ブリはなぜ冬に来るのか?その答えは、海水温にあります。
JAXA地球観測衛星「しきさい」(GCOM-C)が捉えた海面水温データを使い、富山湾の水温変化を月別に可視化しました。空間分解能は約250m。沿岸部の細かな温度分布まで見ることができます。
夏場は25℃を超える富山湾も、11月を境に急激に冷え始め、1〜2月には15℃以下に。この冷たい海にブリが南下してくるタイミングが、氷見の「寒ブリ宣言」の時期と重なります。
スライダーで月を動かすと、赤かった海が青に変わっていく——その変化の先に、寒ブリがいます。
👉 デモアプリを開く https://himi-ai-lab.jp/apps/027_toyamawan_sst/
📱 使い方

- アプリを開くとJAXA GCOM-C衛星のSSTデータから富山湾の海面水温カラーマップが表示される
- 月スライダーを1〜12月に動かして月別の水温変化を確認
- 「再生」ボタンで1年分のアニメーションを再生し、水温の季節変化を動画のように鑑賞
- 「2024年」ボタンで年を切替し、年ごとの違いを比較
- 下部の「水温と寒ブリの関係」カードで、水温15℃以下の11月〜2月が寒ブリシーズンである理由を確認
💡 ポイント: 水温15℃以下になる冬季に脂の乗った寒ブリが定置網に入ることが、衛星データで視覚的に証明されています。
🎯 こんな人におすすめ
- 氷見の「寒ブリ」のブランド価値・科学的背景を知りたい方
- 海洋環境や水産業に関心のある教育・研究者
- 海况データを活用したい地元漁業者・水産関係者
開発メモ
目的: 「寒ブリが来る理由」を衛星データで科学的に見せる。水温と漁業の関係を直感的に伝える。
技術: JAXA Earth API for JavaScript v2.0.0, HTML5, Vanilla JS(シングルファイル構成)
データ: GCOM-C SGLI 海面水温(SST)月別データ。APIキー不要、ユーザー登録不要で利用可能。
工夫: 月別スライダーと自動再生で1年間の水温変化をアニメーション化。年切替(2022〜2024)で年ごとの違いも比較可能。平均水温の数値表示は温度に応じて色が変わる。


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