氷見といえば、寒ブリ。でも実は「かまぼこ」も名産品なんです。
ふと思いました。「このかまぼこ、3Dスキャンできないかな?」
結論から言うと、できました。でも、そこにたどり着くまでに何度も失敗しました。今回は、その試行錯誤の記録です。
まず、3Dスキャンって何?
スマホで物体をぐるっと撮影すると、3Dモデルが作れるアプリがあります。最近はAIの進化で、かなり精度が上がってきました。
いくつかアプリを試してみました:
- Scaniverse
- KIRI Engine
- Luma AI
- RealityScan
怪物くん像は簡単だった
まず、氷見のまんがロードにある怪物くん像をスキャンしてみました。
これはあっさり成功。Scaniverseでサクッとスキャンできました。
なぜ簡単だったかというと、特徴点が多いから。
3Dスキャンは、カメラの位置を計算するために「この部分は同じ場所だ」と認識できるポイント(特徴点)が必要です。怪物くんの像は、色も形も複雑なので、アプリが位置を把握しやすかったんですね。
かまぼこは難しかった
調子に乗って、氷見のかまぼこをスキャンしようとしました。
結果:失敗。
何度やってもうまくいかない。
理由は、かまぼこの形と色にあります:
- 上面:ピンク一色
- 底面:白一色
- 側面:木目模様があるけど単調
つまり、特徴点がほとんどない。
消しゴムや豆腐なども同じ理由で難しいです。単純な色で、平凡な形のものは、3Dスキャンの苦手分野なんです。
アプリからすると「これ、同じ場所?違う場所?」が判別できないんです。
KIRI EngineのAIが解決してくれた
いくつかのアプリを試した結果、KIRI Engineだけが成功しました。

KIRI Engineは、AIを使って特徴点が少ない物体でも3Dモデルを生成できます。公式サイトでは「Featureless Object Scan(無特徴物体スキャン)」と呼んでいます。
従来の3Dスキャンは、特徴点をマッチングさせる「フォトグラメトリ」という技術がベースでした。KIRI EngineはそこにAIを組み合わせることで、特徴点が少ない物体でも位置を推定できるようになっています。
複数のアプリを試した中で、かまぼこをスキャンできたのはKIRI Engineだけでした。
まとめ
- 3Dスキャンは「特徴点」がポイント
- 単色・シンプルな形は難しい
- AIを使ったKIRI Engineなら、かまぼこもスキャンできた
「これ、3Dスキャンできるかな?」と思ったら、まずは試してみてください。意外と身近なものが3Dデータになると、ちょっと楽しいですよ。
この記事は、AIを活用した開発・検証の記録です。3Dスキャンやデータ活用についてのご相談はAI実装サポートからどうぞ。


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