ソリューション 003で、スマホ注文システムをつくった。
お客さんのスマホがそのまま注文端末になる仕組み。QRコードを読み取れば、メニュー閲覧から注文まで完結する。
ただ、あのシステムには弱点があった。メニューが日本語だけだったこと。
氷見に限らず、地方の観光地にはインバウンドの外国人客が増えている。番屋街で、道の駅で、地元の居酒屋で、メニューを指差しながら「This one?」とやっている光景を見たことがある人は多いはず。
写真付きメニューなら指差しでなんとかなる。でも「げんげの唐揚げ」が何なのか、「氷見牛のたたき」がどんな料理なのかは、写真だけでは伝わらない。
注文システムに、多言語機能を載せた
sol_003のスマホ注文システムをベースに、日本語・英語・中国語の3言語に対応した多言語メニューをつくった。
🔗 多言語メニューのデモを体験する ※デモ版です。言語切り替え・メニュー閲覧を体験できます。
画面右上のボタンで、日本語 → English → 中文をワンタップで切り替えられる。料理名だけでなく、メニューの説明文、カテゴリ名、ボタンのラベルまで、画面全体が切り替わる。
ただの翻訳じゃない
一般的な翻訳ツールは、単語を置き換えることはできる。でも「寒ブリ」を「Cold Yellowtail」と訳されても、外国人には何のことかわからない。
飲食店のメニュー翻訳には、言語の知識だけでなく料理の知識が必要になる。「寒ブリ」が冬の富山湾で獲れる脂の乗ったブリであること。「げんげ」が深海魚で、唐揚げにするとサクサクになること。「白エビ」がなぜ「富山湾の宝石」と呼ばれるのか。
こうした食文化の背景を理解した上で、外国人が読んで「食べたい」と思える表現に変換する。これは単語の置き換えではできない。
たとえば「氷見産の寒ブリ」は “Winter Yellowtail from Himi”、「げんげの唐揚げ」は “Fried Genghis Fish — Deep-sea delicacy, crispy fried”、「富山湾の宝石」は “Jewel of Toyama Bay” になる。
料理名だけでなく説明文も、その料理を知らない人に向けて補足情報を加えながら翻訳する。これが従来の翻訳ツールとの決定的な違いになる。
導入コスト、ほぼゼロ
sol_003と同じ発想で、お客さんのスマホを使う。店側が用意するのはQRコードだけ。
| 必要なもの | 費用 |
|---|---|
| QRコード(紙に印刷) | 0円 |
| メニューの翻訳作成 | 初回のみ |
| サーバー | 月1,000円程度 |
タブレット端末の購入も、専用アプリのインストールも不要。メニューの更新も、日本語を変えれば英語・中国語も連動して更新される。
注文システムなしでも使える
sol_003の注文機能と組み合わせることもできるが、メニュー表示だけの単体利用も可能。
つまり、注文システムを導入していないお店でも、「外国語メニューだけほしい」というニーズに応えられる。QRコードを読み取ると多言語メニューが表示される、それだけのシンプルな使い方。
店頭のタブレットに常時表示すれば、デジタルサイネージとしても機能する。外を歩いている外国人観光客が、お店の前でメニューを確認できる。
地方の飲食店で、これがなぜ必要か
「英語メニューをつくりたいけど、翻訳を頼む余裕がない」
これは地方の個人経営の飲食店で、よく聞く話。翻訳会社に頼めば数万円。自分でやろうとしても、料理名の英訳は難しい。結局、後回しになる。
でもインバウンド客は来ている。目の前にいる外国人に、自分の料理の美味しさを伝えられない。それはもったいない。
AIを使えば、メニューの翻訳は一瞬で終わる。しかも、文化的な文脈を踏まえた自然な翻訳ができる。あとはQRコードを印刷して置くだけ。
今後の展開
この多言語メニューの仕組みは、飲食店に限らない。
物産店の商品説明、道の駅の特産品紹介、旅館の館内案内——「日本語しかない情報を、外国人にも伝えたい」場面はどこにでもある。
sol_003(注文システム)とsol_004(多言語メニュー)を組み合わせれば、外国人がスマホで多言語メニューを見て、そのまま注文できる環境がつくれる。
小さな居酒屋でも、インバウンド対応ができる。特別な設備はいらない。
🔗 注文システム(sol_003)のデモ 🔗 多言語メニュー(sol_004)のデモ
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。お店のメニューをもとに、3言語対応のページをつくります。


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